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NO.162宝石の蜜をこぼすウツボカズラのピアス(N. Gaya×ペリドット×アンティーク)

残り1点

COMING SOON

販売期間
2026年8月29日 21:00 ~ 2026年8月30日 21:00

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

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ここは、全ての生き物が銅になった世界

鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で 
標高3000mの高地の霧の中で

大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は

次々に銅に変わっていきました

ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり

宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています

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✴︎イヤリングへの変更が可能です

ウツボカズラ「ガヤ」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ピアス(イヤリング)を作製しました。

みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。

いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的な捕虫袋(ピッチャーといいます)を持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。

ウツボカズラの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。

本作に使用したウツボカズラ「ガヤ」は、作者自宅で数株育てており、現在、アクセサリーにちょうど良いサイズのピッチャーを付けていて、これまでも何度か作品としてお客さまに採集いただいています。

蓋の部分が綺麗な円形となり、ピッチャーの幅が広く、いかにもウツボカズラ!といった正統派な見た目をしていることから、作品にひっぱりだこの種です。
安心と信頼のガヤさん。今後ともよろしくお願いします。

翼(よく)の間には8月の誕生石であるペリドットのオーバルカボションをあしらいました。

アパタイトは和名を燐灰石といい、リン酸塩鉱物のグループに属する石です。
モース硬度は5と低いものの、青や緑など多彩な色合いを持ち、鉱物標本としても人気の高い鉱物です。

ウツボカズラの加工は、ピッチャーの洗浄後、電導性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、洗浄後、上手く銅が乗らない部分に再塗装するなどの修正をして、再び様子を見ながらめっきすること数日。

ピカピカのピンクゴールドのガヤがそこにいました…!

完成後にほどこしたいぶし加工により、虹色に輝く仕上がりとなり、ペリドットの見えない角度でも光の当たり具合によって宝石のように輝きます。

また、ウツボカズラのパーツは重たくなりがちですが、本作は小ぶりのピッチャーを使用したため、金具を入れても片耳4g程度と、ウツボカズラなのに軽めの仕上がりです。

片方はやや細め、もう片方はガヤらしいしっかりした体つきで、人工物ではないピッチャーならではのアシンメトリーさもお楽しみいただけますと幸いです。

耳元で踊る、コロコロと丸いおもちゃみたいなウツボカズラ。
これが本物だなんて、わくわくしますよね!
ぜひご家族やお友達との会話の中で「これ、本物の食虫植物が中に入っていて…」とお話して、びっくりさせちゃってください!

8月がお誕生日の方も、ペリドットにキュンとした方も。
ウツボカズラの耳飾りを探していたあなたにもおすすめな、貴重なウツボカズラのピアスです。

【金具について】
⚫︎イヤリングへの変更が可能です
ご注文時、オプションから金具をご選択ください
※備考欄ではなく、必ずオプションからの選択をお願いします
⚫︎イヤリングへの変更をご希望の場合、丸カン(パーツ同士をつなぐ金具)の個数が変わることがございます

【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。

Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。

【サイズ】(金具込)
画像参照

【素材】
銅、植物、サージカルステンレス316(ピアス、マルカン)、レジン、天然石

【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます

植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです

【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886

【ネペンテス・ガヤ】
学名:Nepenthes ‘Gaya’


ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。

葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。

本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。

袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。

消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。

袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。

ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。

本作に使用したGayaは、N. khasiana x (ventricosa x maxima)の交配種である。
人工交配種なので自然界には自生していない。
エレクトロフォーミングしてしまったため見えないが、赤紫色の綺麗な模様が特徴的な種である。
丈夫な品種同士を掛け合わせているため、育てやすく、ホームセンターなどでも入手しやすい種だと言われている。
色合いや性質もさることながら、ピッチャーの長さの割に幅が広めで、ウツボカズラらしい見た目の重厚感のあるアクセサリーとなるため、作者お気に入りの品種である。
存在感のある蓋も美しい。

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