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No.156銅になったウツボカズラのネックレス(N. Viking ×アンティーク)

残り1点

COMING SOON

販売期間
2026年8月29日 21:00 ~ 2026年8月30日 21:00

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

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ここは、全ての生き物が銅になった世界

鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で 
標高3000mの高地の霧の中で

大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は

次々に銅に変わっていきました

ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり

宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています

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ウツボカズラ(ネペンテス)「バイキング」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、キーホルダーを作製しました。

みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。

いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つネペンテスは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。

ネペンテスの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。

この「バイキング」は、丸っこいピッチャーと大きな翼を持つ一風変わった種で、流通名は「バイキング」ですが後述する理由から名称が変遷してきた不思議な歴史を持つ種です。
作者は「バイキング」の名前が気に入っているため今後もバイキングと呼ばせていただく予定です。

さて、本作No.156はくるんと巻いたツルがチャームポイントの個性バクハツなピッチャーです。
そのままの姿を活かすために、宝石は付けませんでした。
銅になっているのに、今にも動き出しそうな、成長の途中にあるような躍動感のある姿です。

このNo.156は5月初旬に収穫したピッチャーから作られた銅標本で、Instagramでの消化液実験動画に登場したピッチャーでもあります。
実はバイキングは強酸性の消化液を持つことを教えてくれたのがNo.156です。

元々、ツルが自身を締め付けるようにくるりと巻いていたのが特徴的なピッチャーでした。
ツルのつき方によっては短く切ってしまうこともあるのですが、こんなに食い込んだピッチャーは初めてです。
仕上がりはどうかな…と心配でしたが、なかなかどうして躍動感のある姿を見せてくれました。まるで、森の中で広葉樹の幹に巻き付く藤の生命力を目の当たりにした時のよう。最高です。

ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、めっきされていない箇所がないか何度も引き上げて確認しながら、数日間に渡りエレクトロフォーミングを行いました。

今回は、めっき後にいぶし加工を行い、アンティーク感のある仕上がりを目指しました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはなりません。
巻いたツルに陰影が生まれ、石のない事でモノトーンな装いに合う渋くてかっこいい仕上がりになっています。

【サイズ】
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約60cm(アジャスター含む)
✴︎ 服の上からもお楽しみいただける、ユニセックスなサイズ感となっています
✴︎黒いシャツを着たマネキンは女性9号サイズです
アジャスター使用前後の画像があります
✴︎チェーン短めをご希望の方は、オプションより選択してください(備考欄への記載は不可)

【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。

Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。

【素材】
銅、合金、植物、レジン

【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます

植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです

【いぶし加工について】
⚫︎本体は仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります

【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886

【ネペンテス・バイキング】
流通名:Nepenthes ‘Viking’

丸みを帯びた大きな捕虫袋と、鮮やかな赤色に染まる襟(ペリストーム)が印象的なネペンテスである。
 
「Viking(バイキング)」という名前で長く園芸流通してきた植物であるが、その分類には興味深い変遷がある。

かつては Nepenthes mirabilis の一形態として扱われ、その後 Nepenthes globosa、さらに Nepenthes mirabilis var. globosa といった名称が用いられてきた。
さらに2018年には、タイ南部・パンガー県周辺の集団について Nepenthes orbiculata が新種として記載され、現在は独立した種として扱われている。

一方で、「Viking」という名称は学術的な分類名ではなく、園芸上の流通名として広く使われ続けている。
そのため、現在流通している「Viking」のすべてを一つの学名に置き換えることはできず、由来によって分類上の扱いが異なる場合がある。

本作に使用している株も、複数の株を「Viking」の流通名で入手し栽培しているものであり、個々の原産地や系統を特定できる資料がないため、特定の学名を断定せず、流通名「Viking」として記載している。

さて、本種の特徴は、何といっても大きく丸みを帯びた捕虫袋である。
一般的なネペンテスに見られる細長い袋とは異なり、ころんと膨らんだ独特の形状を持つ。

ひとつの植物がどの種に分類されるのかさえ、研究によって見方が変化してきた「Viking」。
その名前から連想する、豪快で大食漢なイメージと、丸く膨らんだ大きなお腹のようなピッチャーも作者お気に入りの品種である。

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