NO.137宝石の蜜をこぼすウツボカズラのネックレス(N.northiana×グリーンオニキス×アンティーク)
¥17,600
残り1点
COMING SOON
販売期間
2026年6月27日 21:00 ~ 2026年6月28日 21:00
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
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ここは、全ての生き物が銅になった世界
鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で
標高3000mの高地の霧の中で
大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は
次々に銅に変わっていきました
ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり
宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています
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ウツボカズラ「ノーシアナ」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ネックレスを作製しました。
みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。
いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。
ウツボカズラの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。
本作に使用したノーシアナは「ウツボカズラの女王」と呼ばれることもある美しい原種です。クリーム色のピッチャーに赤紫色の模様が入り、幅広く大きく広がる口縁(ペリストーム)がウツボカズラ属の中で屈指の美しさを誇ります。
このNo.137もピッチャーの大きさもさることながら、フリルのように波打つペリストームが他の銅標本にはみられない特徴です。
裏側から見るといかに波打っているかがお分かりいただけると思います。
蓋も大きく、華やかなウツボカズラの中でもひときわ目を引く作品です。
ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、めっきされていない箇所がないか、何度か引き上げて確認しながら数日かけてエレクトロフォーミングをしていきます。
ここまで大きく育つと、作者宅のエレクトロフォーミング水槽では限界に近いのですが、何度も困難を乗り越え、何日もかけて完成まで至った思い入れの強い銅標本です。
今回は2つ収穫した内、1つが失敗してしまい、何とか成功したのがこちらのNo.137です。
大きなピッチャーは難しいことを再確認しました。
途中で引き上げた際、翼(よく)の間にグリーンオニキスのオーバルカボションをあしらいました。
アンティーク感のあるいぶし加工とあいまって、ヴィンテージのアクセサリーのような深みのある仕上がりです。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはならないのですが、今回は赤とオレンジとが入り混じる深みのある発色となり、ノーシアナのピッチャーの色を彷彿とさせます。
今回の販売会の中で文句なしの存在感ナンバーワンです。
特別な日に、主役としてコーディネートをお願いします。
【サイズ】
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約60cm(アジャスター含む)
✴︎ 服の上からもお楽しみいただける、ユニセックスなサイズ感となっています
✴︎黒いシャツを着たマネキンは女性9号サイズです
アジャスター使用前後の画像があります
✴︎チェーン短めをご希望の方は、オプションより選択してください(備考欄への記載は不可)
【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。
Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。
【素材】
銅、真鍮、植物、天然石
【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます
植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです
【いぶし加工と金具について】
⚫︎真鍮製のチェーンにいぶし加工を施して制作しているため、ところどころ色の濃淡があります
味としてお楽しみいただけますと幸いです
⚫︎本体、チェーン共に仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります
【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886
【ネペンテス・ノーシアナ】
学名:Nepenthes northiana
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。
葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。
本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもこで、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。
袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。
消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。
袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。
ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。
本種ノーシアナは、マレーシア・ボルネオ島(サラワク州)の石灰岩地帯にのみ自生する希少な原種であり、石灰岩に強く適応した数少ないウツボカズラとして知られている。
クリーム色の捕虫袋に赤紫色の模様が入り、幅広く大きく広がる口縁(ペリストーム)は、ウツボカズラ属の中でも屈指の美しさを誇る。
その華やかな姿から「ウツボカズラの女王」と称されることもある。
Nepenthes northiana の種小名 「northiana」 は、Marianne North(1830–1890)に献名されたものである。
マリアン・ノースはイギリスの植物画家・探検家で、19世紀に世界各地を旅し、数多くの植物を油彩で描き、1876年にはボルネオ島を訪れ、現地でこの美しいウツボカズラを観察・記録した。
その後、この種を正式に記載した植物学者が、彼女の功績を称えて**「northiana(ノースの)」**という種小名を付け、現代に至っている。
興味深いのが、献名が発見者や研究者ではなく、画家である点である。
美しいピッチャーを持つノーシアナと、美しい絵を描いたノース。
ノーシアナのペリストームを見るたびに、40代になってから世界中を旅したノースの生き様に思いを馳せている。
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レビュー
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