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NO.132宝石の蜜をこぼすウツボカズラのネックレス(N.gracilis×ラピスラズリ×アンティーク)

¥14,300

残り1点

COMING SOON

販売期間
2026年5月23日 21:00 ~ 2026年5月24日 21:00

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

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ここは、全ての生き物が銅になった世界

鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で 
標高3000mの高地の霧の中で

大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は

次々に銅に変わっていきました

ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり

宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています

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ウツボカズラ「グラシリス・スポート」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ネックレスを作製しました。

みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。

いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。

ウツボカズラの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。

本作に使用したウツボカズラは、学名をN.gracilis(ネペンテス・グラシリス)といい、gracilisが「ほっそりした」という意味を持つのだそう。
その名の通り、グラシリスは他のウツボカズラたちと比べ、細身で小柄なピッチャーが特徴です。

…が!実は我が家で育てているグラシリスは同じグラシリスの中でもN.gracilis Sportといい、ずんぐりした捕虫袋を付ける変種なのです!(細いのか太いのかどっち?)

ややこしくなりましたが、小さめでコロンと丸い可愛い系のウツボカズラ、と覚えてくださいますと幸いです。

ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、めっきされていない箇所がないか、何度か引き上げて確認しながら数日かけてエレクトロフォーミングをしていきます。

途中で引き上げた際、翼(よく)の間にラピスラズリのオーバルカボションをあしらいました。

ラピスラズリは、今回がTorigusaの作品初登場となる鉱物です。
ラピスラズリはモース硬度が5〜5.5と、あまり高くないため、めっき液にそのまま入れてしまうと溶けてしまう恐れがあります。

ラピスラズリを仮接着したあと、上から水を通さない膜の役割を果たす保護剤を塗布し、乾くまで一日おき、そこから数日かけてエレクトロフォーミングを行います。

めっき完了後は、いぶし加工を施しアンティーク感のある仕上がりを目指しました。

いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはならないのですが、今回は金色に近いオレンジがかった虹色の仕上がりとなりました。

同時期に制作したNO.131と比較すると、本作との違いがお分かりいただけるかと思います。
これぞ、着色によらず金属の化学変化で色味を調整していることによる醍醐味ですね。

また、こちらNO.132は長めに残した茎を動きのあるまま固定したため、まだ銅になる前の、収穫する前のような野性味あふれる姿となっています。

見る角度によって表情の異なる立体的なグラシリスです。
ぜひシンプルなTシャツに主役としてお迎えくださいませ。

【サイズ】
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約60cm(アジャスター含む)
✴︎ 服の上からもお楽しみいただける、ユニセックスなサイズ感となっています
✴︎黒いシャツを着たマネキンは女性9号サイズです
アジャスター使用前後の画像があります
✴︎チェーン短めをご希望の方は、オプションより選択してください(備考欄への記載は不可)

【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。

Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。

【素材】
銅、真鍮、植物、天然石

【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます

植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです

【いぶし加工と金具について】
⚫︎真鍮製のチェーンにいぶし加工を施して制作しているため、ところどころ色の濃淡があります
味としてお楽しみいただけますと幸いです
⚫︎本体、チェーン共に仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります

【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886

【ネペンテス・グラシリス】
和名:コウツボカズラ
英名:Slender pitcher-plant
学名:Nepenthes gracilis Sport

ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。

葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。

本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもこで、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。

袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。

消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。

袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。

ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。

本種N.gracilis Sportは、ボルネオ島、マレー半島、シンガポール、タイなど広域に分布し、高温多湿を好む低地性ネペンテスである。
グラシリスは「ほっそり」という意味であるが、本種は名に反して下膨れのピッチャーを着ける変種である。

丸くてコロコロの可愛いピッチャーはまるでおもちゃみたいで、作者の心を捉えて離さない。とんでもない捕食者である。

Torigusa宅のグラシリスは、最近株の成長に伴いピッチャーのサイズも大きくなっており、アクセサリーに適したサイズを収穫出来る機会はとても貴重である。

「ザ・ウツボカズラ」な見た目はそのままに、アクセサリーにピッタリなミニチュアなサイズ感で、Torigusaの作品のレギュラー選手であるグラシリス。
成長しても小型のピッチャーを着ける本種ではあるが、それでもいずれ10cmを超えるサイズに育つとされる。
できるだけゆっくり育ってくれることを願ってやまない。

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