NO.128宝石の蜜をこぼすウツボカズラのネックレス(N.veitchii ×ventricosa×アメジスト×アンティーク)
¥15,400
残り1点
COMING SOON
販売期間
2026年5月23日 21:00 ~ 2026年5月24日 21:00
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
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ここは、全ての生き物が銅になった世界
鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で
標高3000mの高地の霧の中で
大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は
次々に銅に変わっていきました
ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり
宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています
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ウツボカズラ「veitchii×ventricosa」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ネックレスを制作しました。
みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。
いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。
ウツボカズラの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。
「veitchii×ventricosa」こと「ビーベン」は、これまで何度かエレクトロフォーミングに挑戦したものの最後まで仕上げられたことのない、作者にとっては魔の品種でした。
ある時はめっき液の状態が原因だったり、またある時には襟の部分が欠けてしまったり...
とにかく最後まで仕上げられないため、半ばあきらめていた品種です…
今回も色々ありましたが、やっと納得のいく姿に仕上がってくれましたので販売会に初お披露目となります。
Instagramの制作動画もぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、翼(よく)の間に大きめのアメジストのオーバルカボションを付けて再びめっき液に入れ、めっきされていない箇所がないか、何度も引き上げて確認しながら、数日間に渡りエレクトロフォーミングを行いました。
今回は、めっき後にいぶし加工を行い、アンティーク感のある仕上がりを目指しました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはなりません。
しっかりと存在を主張する大きめサイズのネックレスです。
チェーンに充分な長さがあるため、重ね着した服の上からでも窮屈に感じることなくご着用いただけるかと思います。
シンプルなシャツの日でも、このネックレスがあれば格段におしゃれに決まります。
可愛さよりもかっこよさを求めるあなたにぜひお迎えいただきたい作品です。
【サイズ】
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約60cm(アジャスター含む)
✴︎ 服の上からもお楽しみいただける、ユニセックスなサイズ感となっています
✴︎黒いシャツを着たマネキンは女性9号サイズです
アジャスター使用前後の画像があります
✴︎チェーン短めをご希望の方は、オプションより選択してください(備考欄への記載は不可)
【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。
Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。
【素材】
銅、サージカルステンレス316、植物、天然石
【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます
植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです
【いぶし加工について】
⚫︎本体は仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります
【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886
【N.veitchii×ventricosa】
学名:Nepenthes veitchii×ventricosa
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。
葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。
本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。
袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。
消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。
袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。
ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。
本作のveitchii×ventricosaは、作者が美ーチー様と呼ぶほど美しいビーチーと、日本で古くから親しまれているベントリコーサを交配親に持つ交配種で、Instagramの制作動画では「ビーベン」の愛称を付け多くの方にご覧いただいている。
美しく毛深い美-チーの血を受け継ぎ、ピッチャーの表面が起毛していることから、何度エレクトロフォーミングをしても艶が出ず、作者を大変困らせた種でもある。
美-チーの美しさと、ベントリコーサのシンプルさが絶妙な魅力的な種であるが、作品作りの大変さが群を抜いており、完成までにかなりの日数を要したため、次に作品としてお披露目されるかは微妙な種である…(幻?)
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レビュー
(19)
