NO.127銅になったウツボカズラのネックレス(N.tenuis×アンティーク)
¥14,300
残り1点
COMING SOON
販売期間
2026年5月23日 21:00 ~ 2026年5月24日 21:00
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
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ここは、全ての生き物が銅になった世界
鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で
標高3000mの高地の霧の中で
大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は
次々に銅に変わっていきました
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ウツボカズラ「テヌイス」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ネックレスを作製しました。
みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。
いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。
ウツボカズラの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。
本種テヌイスは、今回がTorigusa初登場となる期待の新種です。
そしてテヌイスは作者にとってとても思い入れの深い種でもあります。
通常、ウツボカズラは株の成長に伴いピッチャーサイズもアップしていき、アクセサリーには適さないサイズ感に成長してしまいます。
アンプラリアを除いて、どの種類もいずれ収穫できない時が来てしまうのです。
テヌイスは、成長しても小型のピッチャーを着け続ける異色の存在です。
1994年に正式に種として登録されるまで、一枚の写真と標本でしか知られていなかった比較的新しい種であり、つい最近まで、ある一人の栽培家から条件付きでしか入手が出来ない種であったことから、現在も知名度は高くありません。
まさに、知る人ぞ知るウツボカズラと言えるでしょう。
ずっと小型のピッチャーを着け続けるテヌイスは、アクセサリー作家にとって理想的な存在です。
しかも、成長するとコロコロと丸っこくて可愛い、個性的な形のピッチャーを着けてくれます。
作者宅のテヌイスはまだ小さいため、本作に使用したピッチャーはほっそりスマートな印象です。
このほっそりしたピッチャーに会えるのも本当に今だけ。
とても貴重で、今しか会えないテヌイスのネックレスです。
ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、洗浄後、めっきされていない箇所がないか、何度か引き上げて確認しながら、丸一日かけてエレクトロフォーミングを行いました。
今回は、めっき後にいぶし加工を行い、アンティーク感のある仕上がりを目指しました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはなりません。
また、チェーンには深いチョコレート色のケーブルチェーンを使用し、マンテルと呼ばれる金具で体の前側で留める形状のネックレスを採用しました。
首の後ろ側での金具の着脱が苦手な方もこれならとても簡単で、慣れれば鏡を見ずにすぐに装着することが出来ます。
チョコレートカラーにめっきされたケーブルチェーンは、カジュアルな装いにもピッタリです。
本作にはあえて石を付けていないため、テヌイスそのものの形を余すことなく堪能いただけます。
可愛くてマニアックなテヌイスを連れて、初夏のお出かけをたくさんお楽しみください!
【サイズ】(金具込)
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約50cm(金具除く)
✴︎黒いシャツを着たマネキンは9号サイズです
✴︎本作は、マンテルという金具で、体の前側で留めるタイプのネックレスです
アジャスターはありません
【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。
Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。
【素材】
銅、合金、植物
【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます
植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです
【いぶし加工について】
⚫︎本体は仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります
【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886
【ネペンテス・テヌイス】
学名:Nepenthes tenuis
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。
葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。
本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。
袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。
消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。
袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。
ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。
本種テヌイスはインドネシアのスマトラ島原産の固有種で、学名tenuisは、細い、細長い、薄いを意味する。
野生下では標高1000〜1200mほどの地帯に自生し、高山種の中では比較的耐暑性が高いと言われている。
テヌイスの一番の特徴は何といっても小型のコロコロとしたピッチャーを「株が大きく成長しても」着け続けるというというところである。
成長した株であってもピッチャーサイズは5cm程度であるというから驚きである。
普通、ウツボカズラは成長に伴い、付けるピッチャーサイズもアップしていくものである。
そのため、大きくなった株からは収穫を諦めざるを得ない。
作者としては大きくなってほしい気持ち反面、作家的には寂しい気持ちになっていた。
テヌイスは非常にマニアックで、1957年に一度発見されてはいたものの、種として正式に記述されたのが1994年と比較的新しく、つい最近までごく限られた一部のマニアしか手にすることが出来ず、現在も知名度は高くない「知る人ぞ知る」原種である。
テヌイスの存在を知った時「いつか絶対お迎えしたい」と強く思った。
この種なら大きくなってもずっとアクセサリー作家として付き合っていける、と。
ウツボカズラの中でも異色のテヌイス。
これからもマニアックだけど唯一の存在としてTorigusaと伴走していただきたい。
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レビュー
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