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NO.126宝石の蜜をこぼすウツボカズラのピアス(N. hamata×アメジスト)

¥29,700

残り1点

COMING SOON

販売期間
2026年5月23日 21:00 ~ 2026年5月24日 21:00

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

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ここは、全ての生き物が銅になった世界

鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で 
標高3000mの高地の霧の中で

大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は

次々に銅に変わっていきました

ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり

宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています

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✴︎イヤリングへの変更が可能です

ウツボカズラ「N. hamata」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ピアス(イヤリング)を作製しました。

みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。

いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的な捕虫袋(ピッチャーといいます)を持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。

ネペンテスの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。

本作に使用したハマタは、あのInstagramで112万再生されたハマビーこと「hamata×veitchii」
の種子親、つまりお母さんにあたる品種です。

ハマタは「かぎ爪」を意味し、その名の通り襟の周りにびっしりと覆う鋭い爪のような棘が特徴的な種類。
栽培の難しいハイランド種であり、いわゆる「牙系」と呼ばれる種類の一つです。
この「牙系ネペンテス」、しかも原種となると、交雑種であるハマビーよりも栽培難易度が上がります。
ハマビーにも牙の要素がありましたが、牙要素は交雑により薄れてしまうため、原種のハマタには敵いません。

純粋なハマタの、そして耳飾りに出来るほどの大きさで、しっかり牙が見て取れるサイズ感が同時に2つ収穫…となると、この株から収穫できるピアスは、今回が最初で最後かもしれません。

ピアスやイヤリングは、Torigusaの中でもお客様からのリクエストが多く、人気が高いアイテムです。
たくさんお問い合わせいただくのですが、実はウツボカズラのピアス(イヤリング)はめったに作ることが出来ません。
制作が難しいのにはいくつか理由があり、一番大きいのが【片耳およそ5g以下に収めることが非常に難しいから】なのです。

一般的に、片耳5gを超えると重いとされるピアス。
耳たぶの厚さや感じ方など個人差が大きいため、中には10gほどは大丈夫という方もいらっしゃいます。

エレクトロフォーミングは、銅イオンの溶け込んだ液中で電気めっきを行うため、めっきの厚さをコントロールすることが可能です。
しかし、めっきが薄ければ薄いほど強度が下がってしまいます。

キーホルダーなどと比べ、耳飾りの場合、物との接触が少ない分ものすごい強度は必要ありませんが、それでも日常使い出来る強度は必要です。
それに加え、棘の多いウツボカズラはある程度の厚みがないと、触ったときにチクチクして危ないため、棘の先端が丸みを帯びるまでしっかり長時間めっきをかける必要があります。

めっきをかけても重たくなりすぎず、かつ、中までめっきがかかるように蓋がパカっと開いているピッチャー。
そして、両耳に着けても違和感の少ないサイズ感のものを同時期に2つ…

長くなりましたが、色々な条件が重なって初めてウツボカズラのピアスは誕生いたします。

そんな奇跡的なウツボカズラピアスの中で、ハイランド種の牙系ハマタの本作。
Torigusaの作品中最も高価な作品となりました。
胸にあしらったアメジストのカボションが、まだ植物だったころのハマタの紫を思わせます。

ウツボカズラ好きのあなたに、ぜひコレクションとして採集いただきたいTorigusa渾身の銅標本です。

【金具について】
⚫︎イヤリングへの変更が可能です
ご注文時、オプションから金具をご選択ください
※備考欄ではなく、必ずオプションからの選択をお願いします
⚫︎イヤリングへの変更をご希望の場合、丸カン(パーツ同士をつなぐ金具)の個数が変わることがございます

【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。

Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。

【サイズ】(金具込)
画像参照

【素材】
銅、植物、サージカルステンレス316(ピアス、マルカン)、天然石

【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます

植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです

【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886

【ネペンテス・ハマタ】
学名:Nepenthes hamata

ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。

葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。

本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。

袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。

消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。

袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。

ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。

本種N.hamataはインドネシアのスラウェシ島標高1400~2500mほどに生息する、いわゆるハイランドネペンテスの一種である。
学名のhamataはかぎ爪を意味し、その名の通り襟を囲むように生えた鋭い棘が特徴的である。

Torigusa宅には、hamataを交配親とし作者が「ハマビー」と名付けたhamata×veitchiiがある。
ハマビーも魅力的だが、作者宅で栽培主任の夫は原種を好むため、いつの間にか仲間入りしていた原種のhamata。
2026年現在、かわいいサイズ感だが、牙系の中では成長が速いとされるhamataが果たしていつまで収穫可能なサイズ感でいてくれるのか作者は不安である。
hamata様らハイランド種に合わせて、夏は冷房、一年中加湿器を稼働している木造平屋建ての作者宅の屋根裏は、果たして家として大丈夫なのか。
hamata様の成長にくわえ、電気代と床の傷みが心配な今日この頃です。

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