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宝石の蜜をこぼすウツボカズラのネックレス97(N.maxima ×アメジスト×アンティーク)

¥14,300 税込

SOLD OUT

2026年1月25日 21:00 に販売終了しました

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ここは、全ての生き物が銅になった世界

鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で 
標高3000mの高地の霧の中で

大小様々な
約170種ものウツボカズラの捕虫袋は

次々に銅に変わっていきました

ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり

宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています

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ウツボカズラ(ネペンテス)「マキシマ」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ネックレスを作製しました。

みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。

いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的なピッチャーを持つネペンテスは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。

ネペンテスの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。

この「マキシマ」は和名を「ムラサキウツボカズラ」といい、その名の通りピッチャーに現れる美しい紫色の模様が特徴の種類です。
「マキシマ」という名前から、とても大きなピッチャーを着けるイメージがありますが、ウツボカズラの中で最大級というわけではないそう。

ロワー(低い位置)とアッパー(高い位置)で着けるピッチャーの色や形が全く異なり、今回使用したのはロワーのため、元々は美しい紅色の縞模様がありました。

ピッチャーの洗浄後、導電性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、洗浄後、めっきされていない箇所がないか、何度か引き上げて確認しながら、丸一日かけてエレクトロフォーミングを行いました。

今回は、めっき後にいぶし加工を行い、アンティーク感のある仕上がりを目指しました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはなりません。

アンティークな銅によく映える、深い紫色のアメジストを合わせました。
いぶし加工により七色に輝くマキシマとの相性は最高です。

また、Torigusa初となる太めのケーブルチェーンを使用し、マンテルと呼ばれる金具で体の前側で留める形状のネックレスを採用しました。
首の後ろ側での金具の着脱が苦手な方もこれならとても簡単で、慣れれば鏡を見ずにすぐに装着することが出来ます。

太めのケーブルチェーンはカジュアルな装いにピッタリで、マキシマに負けない存在感で気分を盛り上げてくれます。

マキシマは装着すると少し横に向いてしまうのですが、360°どこから見ても美しいので、綺麗な横顔もご堪能いただければ幸いです。

【サイズ】(金具込)
サイズ、重さ:画像参照
チェーン長さ:約50cm(金具除く)
✴︎黒いシャツを着たマネキンは9号サイズです
✴︎本作は、マンテルという金具で、体の前側で留めるタイプのネックレスです
アジャスターはありません
✴︎長めのサイズをご希望の場合、オプションから選択してください(備考欄への記載は対応不可)

【エレクトロフォーミングとは】
導電性塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。

Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。

【素材】
銅、サージカルステンレス316、植物、天然石

【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます

植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです

【いぶし加工について】
⚫︎本体は仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります

【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886

【ネペンテス・マキシマ】
学名:Nepenthes maxima
和名:ムラサキウツボカズラ
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。

葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。

本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。

袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。

消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。

袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。

ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。

本種「マキシマ」はその名前からネペンテス の中で最大級のピッチャーを着ける種であると思われがちだが、実はさほど大きくはならず、ピッチャーサイズはロワー、アッパー共に10〜25cm程度であると言われている。

「マキシマ」は日本では比較的古くから栽培されてきた種であり、流通している株の多くが低地性であることから、一般的に栽培が容易とされるが、現地では標高40〜2600mと非常に幅広い環境に生息する種であり、系統によって栽培環境が異なるため注意が必要である。

尚、ロワーとアッパーとでピッチャーの見た目が大きく異なり、ロワーには和名の「ムラサキウツボカズラ」の通り紫色の模様があるが、アッパーにはない。

作者宅では2025年に中高地性の小苗を導入し、年末に初めての収穫を行った。
一般的なマキシマとは異なり、成長と共に柄がはっきりと現れるという。
今後が楽しみなマキシマである。

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