銅になったウツボカズラのピアス11(N. gracilis×アンティーク)
¥9,900 税込
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ここは、全ての生き物が銅になった世界
鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で
標高3000mの高地の霧の中で
大小様々な
約160種ものウツボカズラの捕虫袋は
次々に銅に変わっていきました
ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり
宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています
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ウツボカズラ「N. gracilis」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ピアス(イヤリング)を作製しました。
みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。
いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的な捕虫袋(ピッチャーといいます)を持つウツボカズラは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。
ネペンテスの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。
本作に使用したウツボカズラは、学名をN.gracilis(ネペンテス・グラシリス)といい、gracilisが「ほっそりした」という意味を持つのだそう。
その名の通り、グラシリスは他のウツボカズラたちと比べ、細身で小柄な捕虫袋を持つのが特徴です。
…が!実は我が家で育てているグラシリスは同じグラシリスの中でもN.gracilis Sportといい、ずんぐりした捕虫袋を付ける変種なのです!(細いのか太いのかどっち?)
ややこしくなりましたが、小さめでコロンと丸い可愛い系のウツボカズラ、と覚えてくださいますと幸いです。
そんなグラシリス・スポートをお迎えし、少しだけ捕虫袋を収穫させてもらいました。
ウツボカズラたちは捕虫袋の中に落ちた虫を消化し、栄養を得ているため、全て取ってしまうと株の成長に影響が出ることが予想されるため、株の負担にならぬよう細心の注意を払いながら少しだけ収穫させてもらっています。
ウツボカズラの加工は、ピッチャーの洗浄後、電導性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、洗浄後、上手く銅が乗らない部分に再塗装するなどの修正をして、再び様子を見ながらめっきすること約10時間。
ピカピカのピンクゴールドのグラシリスがそこにいました…!
今回は完成後にいぶし加工をおこなうことで、陰影が生まれ、アンティーク感のある仕上がりとなりました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはならないのですが、今回はところどころ虹色に輝く仕上がりとなりました。
ウツボカズラのパーツは重たくなりがちですが、本作は小ぶりのピッチャーを使用したため、金具を入れても片耳3〜4gとウツボカズラなのに軽めです。
普段使いにもぜひ取り入れていただければと思います。
耳元で踊る、コロコロと丸いおもちゃみたいなウツボカズラ。
これが本物だなんて、わくわくしますよね!
ぜひご家族やお友達との会話の中で「これ、本物の食虫植物で…」ってお話して、びっくりさせちゃってください!
【エレクトロフォーミングとは】
電導性の塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。
Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。
【サイズ】(金具込)
画像参照
【素材】
銅、植物、サージカルステンレス316(ピアス、マルカン)
【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます
植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです
【いぶし加工について】
⚫︎完成後、いぶし加工を施すことでアンティークな色合いに仕上げています
⚫︎仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります
【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886
【ネペンテス・グラシリス】
和名:コウツボカズラ
英名:Slender pitcher-plant
学名:Nepenthes gracilis Sport
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。
葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。
本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもこで、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。
袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。
消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。
袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。
ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。
本種N.gracilis Sportは、ボルネオ島、マレー半島、シンガポール、タイなど広域に分布し、高温多湿を好む低地性ネペンテスである。
グラシリスは「ほっそり」という意味であるが、本種は名に反して下膨れのピッチャーを着ける変種である。
丸くてコロコロの可愛いピッチャーはまるでおもちゃみたいで、作者の心を捉えて離さない。とんでもない捕食者である。
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