宝石の蜜をこぼすウツボカズラのピアス36(N.alata×ガーネット×アンティーク)
¥11,000 税込
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ここは、全ての生き物が銅になった世界
鬱蒼と茂る低地のジャングルの中で
標高3000mの高地の霧の中で
大小様々な
約160種ものウツボカズラの捕虫袋は
次々に銅に変わっていきました
ウツボカズラの蓋や襟から
分泌される蜜は
いつしか宝石に置き換わり
宝石を飲みに集まる銅の虫を
妖しく誘っています
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ウツボカズラ(ネペンテス)「アラタ」の捕虫袋(ピッチャー)を収穫し、洗浄後、エレクトロフォーミングという技法で銅めっきをほどこし、ピアスを作製しました。
みなさまは食虫植物というとどんな種類を思い浮かべますか?
食虫植物=ウツボカズラ(ネペンテス)、というイメージをお持ちの方、とっても多いのではないでしょうか。
いかにもたくさん虫を食べていそうな特徴的な捕虫袋(ピッチャーといいます)を持つネペンテスは、ハエトリグサと一、二を争う、食虫植物界のレジェンドです。
ネペンテスの特徴はなんと言ってもそのピッチャーにあります。
種類によって異なる様々な形のピッチャーを持ち、中には牙(!)が生えていたり、洋式便座(!!)のような姿の種類だってあります。
本種アラタは、通称「ヒョウタンウツボカズラ」と呼ばれ、その名の通りつるんとして下膨れの、まさにヒョウタン型のピッチャーを付けるネペンテスで、おそらく日本で一番多く栽培されている超有名な種類です。
ピッチャーに毛が生えていないことから、銅めっき後もピカピカの仕上がりとなり、毛深めのアンプラリアなどとは全く違った雰囲気をかもし出しています。
実は、ウツボカズラのピアス(イヤリング)はとっても貴重な存在です。なぜならばピアスにするには小さ目のピッチャーが必要ですが、そもそも小さなピッチャーは数が少なく、
ピッチャーが小さいと口も小さいため、内側まで導電性の塗料を塗るのがとても大変だからです。
Torigusaの作品にウツボカズラのピアスが少ないのはこういった理由からです。
本作に使用したアラタも、今では株が大きく育ったためピッチャーも大きくなり、ピアスサイズのピッチャーは収穫出来なくなりました。
限られた種類、限られた期間だけ会うことが出来る貴重なピアスです。
ピッチャーの洗浄後、電導性塗料を内外に塗布し、一度うっすらとめっきをかけます。
薄く銅を纏わせた状態でめっき液から出し、洗浄後、ピッチャーの翼(ひれ)と翼の間におさまる大きさのガーネットをあしらい、再びめっきすること約10時間。
めっきされていない箇所がないか、何度か引き上げて確認しながら、美しく銅化したピンクゴールドのアラタが完成しました。
今回は、めっき後にいぶし加工を行い、アンティーク感のある仕上がりを目指しました。
いぶしも不思議なもので、毎回同じ色合いにはならないのですが、今回は虹色に輝く色合いに仕上がったため、磨きを最小限とし、玉虫のような光沢をなるべく残した状態で完成としました。
自然物ならではの左右差があるアシンメトリーなピアスです。
シンプルなコーデに合わせてご堪能ください♫
【エレクトロフォーミングとは】
電導性の塗料を塗った植物をめっき液に浸し、電気を流して銅めっきしています。
短くて6時間、植物によっては一日以上かけ、様子を見ながらゆっくりめっきをかけています。
Torigusaのこだわりは、全て本物の食虫植物を使用している点!
実は、エレクトロフォーミングは凹んだ部分にかかりづらく、複雑で袋形の形状が多い食虫植物はなかなかの曲者なのです。
日々試行錯誤しながら楽しくめっきしています。
【サイズ】(金具込)
長さ:約6cm
重さ:約4g、2g
【素材】
銅、真鍮、植物、天然石
【銅について】
銅は経年変化が楽しめる素材です
加工直後はピンクゴールドですが、徐々に深みを増していき、濃い色合いに変化していきます
植物を育てるように、日々の変化を愛でながら、皆さまの耳元や首元で育てるアクセサリーになれば幸いです
【いぶし加工について】
⚫︎銅めっき後、いぶし加工を施し、アンティークな風合いに仕上げております
⚫︎仕上げに磨き上げてありますが、淡い色のお召し物に色が移る可能性があります
【金具について】
⚫︎イヤリングへの変更が可能です
ご購入時、オプションから選択をお願いします
⚫︎ イヤリングへの変更をご希望の場合、丸カン(パーツ同士をつなぐ金具)の個数が変わることがござい
【お願い】
⚫︎下記リンク「ご購入前にお読みください」をご一読ください
https://torigusa.base.shop/items/94178886
【ネペンテス・アラタ】
学名:Nepenthes alata
ウツボカズラは東南アジアを中心に、中国、ニューカレドニアなど熱帯中心に分布しており、170種以上が見つかっている。
食虫植物の代表的な種で、古くから人工交配が盛んで多数の交配種が作出されている。
葉先は袋状になっており、虫をおびき寄せて消化、吸収し栄養を得ている。
これは本種の生息している場所が湿地や荒地、岩場などであり、充分な栄養を得られないため、足りない養分を虫を取ることで補っているためである。
本種の捕虫袋は、葉の中心の脈が伸びたもので、袋の入り口や蓋の内側にある蜜線で虫をおびきよせている。
袋の内側からはロウ物質が分泌され滑りやすく、袋に入り込んだ虫が登ろうとしても上がれずに、袋に溜まった消化液に落ち溺れ死んでしまう。
消化液は常に一定量が保たれており、雨水が入ったとしても吸収され、反対に液を捨てたとしても根から吸い上げた水が溜まる仕組みとなっている。
液が分泌されるのは若い袋のみであるが、古い袋では液中の細菌の働きで消化分解が行われており、細菌との共生により栄養を得ていると考えられている。
袋の蓋が開いて数日間は強い酸性となっており、タンパク質分解酵素をはじめ多数の酵素が分泌されている。
ウツボカズラは分布域が広く、同じnepenthes属であっても生育環境が大きく異なり、特に高山地帯に生息する種は価格、難易度共に非常に高く栽培は上級者向けである。
本種アラタは、日本ではヒョウタンウツボカズラと呼ばれ古くから親しまれてきた人気種である。
近年、これまでアラタと呼ばれていたものは実は交配種であったという説や、実はN.glaciiifloraであるという説も出てきており、今後も分類が変わっていきそうである。
性質は丈夫で、我が家では、夏の終りにホームセンターにて成長点がハダニにやられ瀕死の状態でお迎えしたにも関わらず、冬の間窓辺で新芽をたくさん付け、すごい速度でぐんぐん成長中である。
アクセサリー作家のパートナーとして非常に頼もしい。
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